館長よりご挨拶〜志道館フリースクールクラス、はじまります!〜

私は、小学校1年生の一学期間(約4ヶ月間)学校に行くことができませんでした。
クラスでいじめられていた訳でもなく、担任の先生のことも好きで、運動も勉強も好きな自分が、なぜ学校に行けなくなったのか、そして何をきっかけに学校に行くようになったのか、残念ながら私自身もよく分からないのです。

 
 
当時はまだ30代前半であった母は、私の不登校をきっかけに「一気に白髪が増えた」そうです。洗面台で母がよく白髪染めをしていた姿が思い出されます。
団塊の世代で競争社会を生きていた父にとっても、自分の娘が不登校であることを中々受け入れられずにいたそうです。
 
 
いつもの様に学校を休んで家にいたある日、母が急に「お弁当を作って動物園に行こう」と言いました。子ども心に学校を休んでいることに対し恥ずかしさを感じていた私は、平日に白昼堂々動物園に行くことなど全く気が進まなかったのですが、渋々母の提案を受け入れました。
 
またある夜、私は両親に車で指圧に連れて行かれました。
警戒心の強い私は、断固として施術を拒否し指圧師に指一本触れさせず、一緒に来ていた兄が代わりに指圧を受けることに。兄はくすぐったくて、終始ケラケラ笑ってました。
両親も指圧師もかなり困ったことでしょう、、、。
 
 
外に出ること(動物園)も指圧も、今思えば両親が色んな人に相談したり、本を読む等情報収集して少しでも娘のためになれば、という思いで行ったことだと思います。
 
 
36年前の当時はまだ「不登校=悪」だった時代です。そんな時代背景の中、私が学校に行けなかった4ヶ月間は、両親にとっては長い長い苦悩・葛藤の時間であったに違いありません。
 
 
時代は巡り、2016年文部科学省は学校を休む必要性や学校以外の学びの場を設けることの重要性を認め、フリースクール等の居場所作りを各自治体に求めました。
 
子どもたちにとって「学びの場」であり「居場所」となるために開講するのが
「志道館フリースクールクラス」です。
 

 

子どもたちにとっての居場所だけではなく、私の両親がそうだったように、自分の子供が不登校になって「どうしたらいいか分からない」と途方に暮れている保護者様にとって、よい相談機関となることも大切な使命であると考えています。
 
教育者であった嘉納治五郎が創った「柔道」は〈厳しさ〉と〈寛容さ〉を兼ね備えた素晴らしい武道です。
現在学校に行かない・行けない子どもたちにとって「柔道」との出会いはきっと、その後の人生に大きな影響を与えてくれることでしょう。
 
「志道館フリースクールクラス」で新たな出会いがあることをとても楽しみにしています!
 
 
 
 
 
 

館長・坂東真夕子
 
 
 
 
 
 

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基礎体力・心・学力を高めるフリースクールクラス

文武一道塾志道館の中高生不登校児・引きこもりの若者向けの柔道プライベート稽古クラスです。
身体と心の両方で、子ども達が自分の人生を自信を持って歩み、将来世のため人のために自分の力を使うことができる人になるサポートをいたします。

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