臨床心理士・中里文子先生コラム「不登校と学校教育」を読んで

志道館フリースクールクラス、6月1日からスタートしてます!
当フリースクールに、心の支援で関わってくださっている中里文子先生(AGヒューマンサービス(株)代表取締役)が、スイスの心理学者/ジャン・ピアジェ「発生的認識論」を元にし、発達という観点から「道徳観」について下記コラムを執筆されました。
 
ぜひご一読ください。

 

 
〈不登校と学校教育〉
https://agc-office.com/education/c20200622
 

 

新型コロナによる全国的な一斉休校を受け、私は改めて「学校教育」の意義を考えました。
個人的には、一斉休校が新型コロナ対策に見合う政策だったのか甚だ疑問です。
本当に全国規模でやるべきことだったのか、3ヶ月もの間やるべきことだったのか、、、。

 

緊急事態宣言中ワイドショーなどでよく語られてた、「勉強の遅れはいくらでも取り戻せる。なので今は子供たちの安全が優先だ」という文脈には違和感を感じていました。

 

学校とは勉強だけを学ぶ場所ではないと思います。
学校とは勉強よりももっと大事なことを、同年代の他者と共に学ぶ場です。

 

私は一斉休校で子供たちが同年代の他者との関わりを断たれたことは、子供たちの心の成長に何らかの影響をもたらすのではないかと、危惧しています。

 
 

「エリクソンのライフサイクルモデル」を題材にした書籍「子どもの心が見える本ー再びエリクソンに学ぶー(佐々木正美・著)」には、下記のようなことが述べられています。

 
本の表紙【子どもの心が見える本】
 

 
小学校の数年間に、将来社会的に勤勉に生きて行くことができるかどうかの基盤があるということを知って下さい。社会的に勤勉に生きるためには、同年代の仲間と文化を分かち合う経験をしなければならないのです。
 
(中略)
 
どんなにくだらないことでも、友だちから学んで来ることに価値がある。
仲間と遊びの中で実践することがとても価値が高いのです。
 
(中略)
 
大人の目から見て価値が高いことを教え合う必要はないのです。その時代の文化を仲間と相互に交換し合う。友だちの持っているものを、ありたけ自分のものにしてしまう。自分の知っていることはありたけ友だちに与えてしまう。そのことがお互い楽しい。
こういうことが、生存と適応のための意識や技術を高めるものだとエリクソンは言いました。こういうことが、自在に周辺の仲間たちとできるようになっていなければ、いろいろな環境に自立してして適応して行く力は得られないのです。
 

 
 
今回の新型コロナによる一斉休校も相まって、今後は「学校に行かない」ということが選択肢の一つとして、日常的に組み込まれる社会になるかも知れません。

 

「学校に行かない」という選択をした子供たちにとって、志道館という道場が子供たちの居場所となり、自分以外の他者との関わりを持てる場となれるよう、尽力したいと思います。

 
 
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館長・坂東真夕子

 

 

 

 

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基礎体力・心・学力を高めるフリースクールクラス

文武一道塾志道館の中高生不登校児・引きこもりの若者向けの柔道プライベート稽古クラスです。
身体と心の両方で、子ども達が自分の人生を自信を持って歩み、将来世のため人のために自分の力を使うことができる人になるサポートをいたします。

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